2013年6月26日(水)、『第2回クラウド・マーケティング研究会』を開催させて頂きました。お陰様で多くのリクエストにより??前回の初回より1カ月程度での開催となります。(第1回の内容はこちらの記事をご覧ください。)ぜひ今後継続して開催して行きたいと思いますのでアドバイスやご意見など頂けますと幸いです。
そして、2回目の今回は『クラウド市場のバリューチェーン分析』というテーマの元、〝パブリック・クラウド(IaaS)〝〝クラウド・マネージドサービス〝〝プライベート・クラウド〝というクラウド市場を構成する3つのモデルにおけるバリューチェーンの作成と分析をワークショップ形式にて実施致しました。前回に引き続き今回も株式会社データホテルのご協力により会場をお貸し頂きました。毎度有難うございます!
そして、2回目の今回は『クラウド市場のバリューチェーン分析』というテーマの元、〝パブリック・クラウド(IaaS)〝〝クラウド・マネージドサービス〝〝プライベート・クラウド〝というクラウド市場を構成する3つのモデルにおけるバリューチェーンの作成と分析をワークショップ形式にて実施致しました。前回に引き続き今回も株式会社データホテルのご協力により会場をお貸し頂きました。毎度有難うございます!
バリューチェーン・マネジメントは経営戦略の要素が強いと思いますが、「顧客」「市場」「競合」「自社」など組織や企業、業界をまたいで様々な情報を収集・分析しそれを社内へフィードバックする役割を持つマーケティングに置いては、このバリューチェーンを事前に把握した上でマーケティング活動を実施する事で、効率的な情報収集及び必要な情報を必要なセクションへ的確なフィードバックが出来ると思います。
そして、サービスや企業全体の価値を高める独自のバリューチェーンを生む為の重要なポジションになる(ならなければいけない!)と考えています。(私も修行中ですが)是非自社に持ち帰り継続的に実施してご参加された皆さまの所属する組織がマーケティングに強いサービス、企業と言われるようにして行きましょう!
話が大分大きくなった所で、、(笑)第2回のレポートです!
今回も前回に引き続きましてワークショップ形式にて最終的なアウトプット作成しています。アウトプットはSlideshareをご確認ください。
5人づつで3グループとなり、それぞれのグループで1モデルを作成頂いています。チームは無作為に振り分けをしましたので自社で扱ってないモデルを担当する方もおり新たな気づきなどを得られた様でございます。
そして、グループワークに没頭し、気づけば21時過ぎ!!約1時間半もやっていました。。なかなか難易度が高かったようです。(というか、、通常はこの短時間で出来るものではない。)その後、グループワークで作成しましたバリューチェーンモデルとKFSを分析しグループの代表者の方にプレゼンを頂きます。やはり皆さま今回のグループワークでは悩むところが多かったのか?プレゼン後のディスカッションも様々な質問やご意見が飛び交いました。
特にプライベート・クラウドについては意見が纏まりませんでしたので、この場を借りて内容を纏めさせて頂こうと思います。
プライベート・クラウドは今後成長してゆく市場とはいえ、現段階ではまだまだ浸透しておらず以下のポイントが議論の対象となりました。
という事で終了後の懇親会も楽しく開催致しました!お勉強した後のお酒はウマイ!!さぁ、3回目は何にしましょうかね。。また自分探しの旅が始まります。
今回も前回に引き続きましてワークショップ形式にて最終的なアウトプット作成しています。アウトプットはSlideshareをご確認ください。
是非ご覧頂きご意見など頂けますと幸いです。
コメントでも私個人へのDMなどでも構いません。
コメントでも私個人へのDMなどでも構いません。
5人づつで3グループとなり、それぞれのグループで1モデルを作成頂いています。チームは無作為に振り分けをしましたので自社で扱ってないモデルを担当する方もおり新たな気づきなどを得られた様でございます。
そして、グループワークに没頭し、気づけば21時過ぎ!!約1時間半もやっていました。。なかなか難易度が高かったようです。(というか、、通常はこの短時間で出来るものではない。)その後、グループワークで作成しましたバリューチェーンモデルとKFSを分析しグループの代表者の方にプレゼンを頂きます。やはり皆さま今回のグループワークでは悩むところが多かったのか?プレゼン後のディスカッションも様々な質問やご意見が飛び交いました。
特にプライベート・クラウドについては意見が纏まりませんでしたので、この場を借りて内容を纏めさせて頂こうと思います。
プライベート・クラウドは今後成長してゆく市場とはいえ、現段階ではまだまだ浸透しておらず以下のポイントが議論の対象となりました。
・まだまだ定義があいまい
・利用価値が不明(そこまでの必要な顧客がそんなにいるのか?)
・パブリッククラウドとの差別化が不明
という上で今後プライベート・クラウドを検討して行く上ではまずは以下の事項が必要という事になりました。
・ターゲットを明確した上でのサービス設計
・パブリッククラウドとの明確な差別化
・自社の強みを出せるポイントを明確にする。
補足ですが私が考えるプライベート・クラウドの差別化としては以下だと思っています。
・レイテンシー
・データ保護/セキュリティ
・ガバナンス(自社責任の確保)
・コスト
どこまでを求めるかによりますが、レイテンシーが事業に大きなインパクトを与えるサービスに置いて、高いパフォーマンスを発揮するには自社で構築した環境にてリソースプールを必要な時に必要な所に割り当てを行う事が出来る事が良い場合があります。
また、コストの観点からもパブリック・クラウドにてハイパフォーマンスのインスタンスで高いIOPSのプランを選択するとかなり高額になる場合が多く(そもそもプランが無い場合もある)、自社で構築した方がコストを抑えられる
場合もあります。また、データ保護の観点からも自社にて多重化したDRや管理体制を構築した方が強固となる事もあり、ガバナンスの観点でも責任転嫁を許されないような組織の場合には全てより自己管理範囲の広い環境が必要とされます。
というようにポイントは多々あるとは思いますが、どちらが良いか?という議論になると難しく、私としてはお客様の要求により使い分ける、もしくは機能ごとに分けるハイブリッド的な利用方法になるのではないかと思っています。
というようにポイントは多々あるとは思いますが、どちらが良いか?という議論になると難しく、私としてはお客様の要求により使い分ける、もしくは機能ごとに分けるハイブリッド的な利用方法になるのではないかと思っています。
という事で終了後の懇親会も楽しく開催致しました!お勉強した後のお酒はウマイ!!さぁ、3回目は何にしましょうかね。。また自分探しの旅が始まります。